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排水集合管 とは

2022/07/17

#配管周辺資材

排水立て管において、かつて集合住宅・ホテルなどでは、排水立て管の頂上を延長した伸頂通気管のみで通気を行う「伸頂通気方式」が用いられていましたが、高層の場合中間層では負圧、低層階では正圧が生じるなど、排水性能に問題がありました。
通気立て管を用いる「各戸通気方式」や「ループ通気方式」が用いられることもありますが、通気立て管を立てるスペースが必要で、材料・工事費のコストもかかってしまいます。
そこで現在では排水集合管を使った「単管式排水システム」が多くとられるようになっています。
「単管式排水システム」は横枝管からの排水を円滑に立て管に流入させ、集合管内のガイドにより旋回流を発生させることによって立て管内の落下流速を減速させ管内圧力変動を抑制させるように工夫された方式です。排水が管内の外側に沿って旋回しながら落下し、空気が管内内側から上部に抜ける形となるため、水と空気の衝突を防ぎスムーズに排水出来ます。立て管最下部には90°長曲管である「脚部継手」を用い、排水が立て管から横主管に移行する際に発生する管内圧力変動を抑制します。この時立て管径に対して横主管径が径大となります。

排水集合管は現在下記メーカーが取り扱っていますが、設備ロジス.comでは掲載しておりません。ご用命の際はお取り寄せとなりますのでご連絡ください。