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空調機 とは

2022/11/20

#空調・換気・電材・給湯


空気調和の4要素とは、温度・湿度・気流・清浄であり、空調機はこれらをコントロールするための機械です。
空冷式エアコンではフロンガスが冷媒として使われております。
室内機と室外機を冷媒が循環することによって空調を行っており、冷媒配管として銅管を使うのが一般的で、冷媒管は往復2管が設置されます。
近年の冷媒フロンガスはR32が主流で、業務用エアコンではR410Aが使われる場合もあります。
かつて汎用的に使われていたR22は生産が中止されています。
冷媒を充填する際は、機械にあった冷媒を使う必要があります。
冷房は、液体が気体に変わる(蒸発もしくは気化)ときに熱を奪う作用を利用しており、反対に暖房は気体が液体に変わる(凝縮もしくは液化)ときに熱が発生する作用を利用しています。
冷暖房の仕組みは冷凍サイクルによって説明されます。
冷凍サイクルの中で冷媒の状態は、「圧縮機」では高圧の気体に、「凝縮器」では高圧の液体に、「膨張弁」では低圧の液体に、「蒸発器」では低圧の気体に変化します。「蒸発器」に風を当てれば冷房になりますし、「凝縮器」に風を当てれば暖房になります。エアコンは冷房暖房の運転切り替えによって冷凍サイクルの循環方向を逆にすることによって、冷房時には室内機が「蒸発器」になるように、暖房時には室内機が「凝縮器」になるように設計されています。
エアコンの室内機には壁掛・天井カセット・天吊・床置・埋込など様々なバリエーションがあります。冷暖房能力に関してはKWや馬力で表示され、部屋の大きさや人の出入の数、パソコンなど熱を発するものがどのくらい部屋にあるのかを勘案して決めていく必要があります。
空調機は今では快適な室内環境を整えるためになくてはならない存在になっていますが、CO2の排出など環境への負荷もあります。
地球温暖化防止のため、省エネ技術の促進やフロンガスの大気放出防止も大きな課題となっています。
設備ロジス.comでは空調にまつわる部材を販売しております。


日本冷凍空調工業会HPより】